入社1年目
掲載日時:2019.10.25
宮崎県出身。小学校の頃からゲームが好きで、プログラマーになりたいと思い、地元の高専に入学。当時は自身の創作活動を通してWebデザインに興味を持っていた。その後、紆余曲折を経て、不動産向けの管理ソフトを制作する会社へ入社し、自分自身のステップアップのために株式会社ヌーラボに転職を決めた。
代表の橋本がGLOCEEDで取材を受けている際に隣でカップ麺を食べてました(笑)
(詳しくはこちらをチェック:http://gloceed.com/nulab/hashimoto)
小学生の頃は数学者になりたいと思っていたんですが、ゲームが好きで(笑)
中学生の時に小説を少し書いていて、何かを生み出すという創作活動の経験を通して、実際に自分の好きなゲームを作ってみたいという気持ちが芽生えました。そこでそういった技術が専門的に学べる地元宮崎の高専に入学しました。ですが、入学すると小説を書くことがさらに好きになって、ゲームに対しての気持ちが覚めてしまって…(笑)
好きが高じて自分で本を作りたくなって小説の組版を学んだことからInDesign(印刷物のデザインやレイアウトを行うためのソフト)にはまり、そこからデザイン全般、特にWebデザインに強く興味を持つようになりました。自分の好きなものを突き詰めていった結果、紆余曲折あり、高専を中退し、地元宮崎の不動産向けの管理ソフトを制作する会社へ入社しました。
地元の会社を入社してすぐにフロントエンジニアとして働いていたんですが、自分の関わるプロジェクトも落ち着き、これを機に福岡に出ようと決意しました。株式会社ヌーラボは学生時代から知っていた会社で、募集していたスキルセットが自分とマッチしていたので、すぐに応募しました。
自分は日本が経済的にどんどん衰退していると思っているので、海外で働きたいという気持ちを持っています。だから海外に拠点があり、かつ福岡の会社である株式会社ヌーラボは魅力的でした。
また、英語を学べる環境も整っており、英語学習手当が月2万円支給されます。社員も海外拠点も合わせると三割が外国人というグローバルな環境です。みんな日本語はペラペラなんですが(笑)
簡単に言うと、海外でも日本でも株式会社ヌーラボの製品に触れてもらえるような新しいことです。代表の橋本が言うには「とてもすごい機能」なので、公開を楽しみにしていてください。
あとは別の事業で、Backlog(ウェブ制作、ソフトウェア開発、大手広告代理店、全国版新聞社など様々な業種で使われているプロジェクト管理ツール)の新しい機能が動く基盤を Kubernetes(クバネティス/クバネテス/クーべネティスは、コンテナ化したアプリケーションのデプロイ、スケーリング、および管理を行うための、オープンソースのコンテナオーケストレーションシステム)を用いて開発しています。自分はフロントエンドエンジニアで普段は「表の表」を担当する立場ではありますが、縁あって Kubernetes という「裏の裏」のことまでやっています。
「表の表」の作業と「裏の裏」の作業をどちらもやっている人はなかなかいないし、やってみたい人はたくさんいますが、普通は業務との折り合いがつきません。ただ、自分は声をかけられたら、どんどん関わらせてもらっています。
昔の自分がやっていた創作活動にも繋がっていますが、自分がどんな風に展開させていくのかが自分自身も読めないのがおもしろいです。Kubernetesの話で言うと、自分たちの規模に見合ったベストプラクティス(前例)がなかなかないので、大変です。ただ自分は環境構築が好きで、コツコツと取り組むのが性に合っているので、その大変さも楽しいと感じています。
だから今は株式会社ヌーラボのこういう環境が自分にあっているのかなと思うし、どんどん新しいものを生み出していきたいです。
あとは、いつか海外で働きたい、海外で新しいものを作りたいと思っています。ヨーロッパが好きだからアムステルダムオフィスで働けたらいいですね(笑) *株式会社ヌーラボさんにはオランダ・アムステルダム拠点があります。
実際に海外に行くことで海外の文化に触れることができて、生み出すものももっと海外に近いものになると思うので。とにかく1度は海外で働くという経験をしたいので、近々、自由な出張や*リゾートワークもしたいですね。
*リゾートワーク:株式会社ヌーラボが実施している教育研修制度。社員とその家族が沖縄県宮古島市、もしくは北海道東川町に一時滞在する費用を会社が負担する制度。現地の学校で社員オリジナルの授業を実施することが条件になっている。
「自分はこういうこと好きだな」ということが分かっていると、気分が落ち込んだときのための対処法にもなって楽しく過ごすことができると思います。仕事とは別の分野でもいいと思うので、今の自分がどんなことが好きかを理解して、その好きなことに熱中して気分を上げるのがいいと思います。自分みたいに好きなことがたくさんあるのも大変ですが(笑)
とにかく今は自分の好きなことを知ることがこれから人生を楽しく過ごしていく中で大切だと思います。
自分の好きなことを知るって簡単なようで難しいですよね。好きなことがたくさんあって、かつ好きなことを仕事にされている吉岩さん。大変な仕事も心から楽しまれている様子が今回のインタビューでひしひしと伝わってきました…!吉岩さん、今回はありがとうございました!